「隠された記憶」について
なぜこの作品が作られたか。 この作品をみた人はそれぞれ考えて受け容れる必要があると思う。 生きるものはみな死ぬまでに生身の剥き出しにされてしまう。 抗うことのできない大きな自然の力で。 木陰で交尾するキリンも、メスを追い回す水槽のカメも、必ずどこかで何ものかに観察されて...
「性的人間」について
男という生きもの、彼らの持つ生命、その欲求。 犯すこと、犯すこと、犯すこと。 つまり、諸悪の根源。 絞り取られた生命の後に、残される虚無(母性)を満たすのは、罪の意識。 男と女は、交われど、共には歩めないということ。 それでも、生きながらえてしまう男という生きもの。...


「水の葬列」について
目の前に映る情景は全て水鏡、ただの因果でしかない。 奇跡は起こらないし、風も吹かない、不条理さもそのまま、運命を淡々と受け容れる様が美しい。 受容すれば、好循環となり。否定すれば、悪循環となる。 結局、目の前に映る全ての情景は、自分だけの映画なんだと思う。 ...


「ドグラマグラ」について
射精時の狂気。 星、虫、全ての生命に全てが存在し、空白の解釈を与えられているにすぎないのだと思う。精神病も、夢も、ほんとは全部一緒なのに。重なる符号も閃きも、恣意的であれども。 人間が動物園の熊にダイブすれば、きっとそこに人間の解釈(過去への免罪符とか)が与えられるはず。水...